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船遊山 江戸切絵図恋暦

文春文庫 の20−7
野口卓/著
著作者
野口卓/著
メーカー名/出版社名
文藝春秋
出版年月
2025年12月
ISBNコード
978-4-16-792453-9
(4-16-792453-6)
頁数・縦
319P 16cm
分類
文庫/日本文学 /文春文庫
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価格¥840

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

「よろず相談屋繁盛記」シリーズで大人気の野口卓が、満を持して書き下ろす、待望の時代小説・新シリーズ!江戸の町に生きる男と女の、切ない出会いと別れを細やかに紡ぎます。両国で川開きの花火が上がった夜、料理屋の奉公人・民恵は、初めて船遊山を楽しむ。その時出会った桔梗屋の若旦那が、三月後に驚くべき申し出をしてくるとは思いもせずに。(「船遊山」)元岡っ引の与助は呑み屋「しのぶ」の女将が、二十年前に取り逃がした盗賊の一味ではないか、と疑い、客として足しげく通う。ある日、ときどき見かける老人が声をかけてきて……。(「悔やむ男」)浅草寺の四万六千日さまの功徳日に、若い夫婦が子供の小さな手を握りしめながら語った、十二年前の出来事。 (「四万六千日さま」)腕はいいが寡黙でしょっちゅう女房に逃げられていた金彫師・伊佐は、頼まれ仕事で根付も造っていたが、それが思わぬ評判を呼び……。(「仏の顔」)出会い、すれ違い、別れる――。せつなくも温かい、“運命”を描く四編。カバー装画は村田涼平さん。

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